自転車を求めて
自転車がなくなると、あまりの不便さにビックリする。
通勤に関しては、特に何も感じることはないが、それは今まで5分かかっていた通勤時間が15分になった程度で、正直、大した差はないのだったが、単純に活動の行動範囲が狭くなることは、そのまま不自由さに直結する。
今まで、気軽に行けていた場所が、自転車がないだけで、何だか途方もなく遠い場所に思えてくる。
自転車がないだけで、外に出かけようという気持ちが、風船から空気が抜けていくように、スーッとどこかに抜け落ちていく。
つい、家にいる時間がひとりでに長くなり、何だかそれは時間の無駄遣いにも思われてくる。
教習所に通うための手段が失われた、というのも大きい。自転車がなくなったことで、教習所に行けなくなってしまった。
無料の送迎バスがあるにはあるが、前日予約が必要というのがダルイ。行きたいときにすぐ行ける、というのも自転車の魅力だ。もう、翼をもがれた鳥のような気分だ。
自転車は早急に買わなければなるまい。
私のライフスタイルの中で、非常に重要な要素だ。